ZendeskからChatwootへ ── AIを中心にCSフローを再構築

こんにちは!AnotherBallでAIOpsを担当しているFrancisです。AIを社内オペレーションに組み込み、現場の業務改善を進めています。この記事では、カスタマーサポートの問い合わせ対応をZendeskからChatwootへ移行し、初回返信時間を1,186分から1分未満まで短縮できた経緯とその仕組みについて解説します。 Chatwootへの移行元々CSはZendeskを利用していました。ユーザーはアプリ内の「お問い合わせ」からZendeskのフォームを送信し、CS側はZendeskのチケット画面で対応する、という形です。CS対応の効率化のためにAIを活用したいと考えていましたが、Zendeskは高度なAIカスタマイズを想定しておらず、応答フローのカスタマイズにはさまざまな有料アドオンとひと工夫や小技が必要でした。問い合わせごとに返信のトーン、テンプレートの使用有無、エスカレーショ…

KMP × Unity UaaL のモバイルアプリ開発 ── マルチリポジトリ構成と自動化の話

こんにちは!AnotherBall モバイルエンジニアチームです。 私たちが開発している「Avvy」は、ビジネスロジックをiOS/Androidで共通化する KMP(Kotlin Multiplatform) と、Unity製の2Dアバター描画機能をネイティブアプリへ組み込む Unity as a Library(UaaL) を組み合わせた、ちょっと複雑な構成のアプリです。 この記事では、5つのリポジトリをどう連携させているか、そしてGitHub Actionsでどこまで自動化しているかを紹介します。 リポジトリ構成ビルドの複雑化やチーム間の依存関係といった課題を避けるため、リポジトリを機能ごとに分割しています。 リポジトリ 役割 成果物 shared-kmm ビジネスロジック AAR / XCFramework(KMPライブラリ) unity-module 2Dアバ…

Kotlin Fest 2025 参加レポート ── AI・KMP・開発体験の最前線

こんにちは!AnotherBall MobileチームのRIO(@rioX432)とApippo(@A5th_Faris)です。 私たちは普段、KMMとCompose Multiplatformを使った Avvy のAndroid/iOS開発を担当しています。日々AIを活用しながらネイティブコードを書いているので、今回のKotlin Fest 2025はまさに私たちの業務に直結するテーマが盛りだくさんでした。 2025年11月1日に開催された Kotlin Fest 2025 に参加してきました! 今年は3部屋での発表が行われ、過去最大の協賛企業数と発表数を記録。弊社AnotherBallもシルバースポンサーとして協賛しております! 会場全体が熱気に包まれた、まさに “祭り” のような一日でした。 Kotlin FestとはKotlin Fest は「Kotlinを愛でる」をテ…

AI活用が進む“仕掛け” ── 会社をBAKUSOKU化した4つの取り組み

こんにちは、AnotherBall CTOの @tatsushim です。年末なので、今年の振り返りとして4月~6月にAIで会社をBakusoku化した取り組みをご紹介します。今回の取り組みを始める前は「一部の人だけがAIを使う」状態で全社的な活用には至っていませんでした。Google FormでAI活用についてアンケートをとったところ ChatGPTは無料版を使い続けている ChatGPT以外のAIツールは触ったことがない という方もいる状況で、少しショックでした。しかし、AIによる生産性向上は自明です。全社をあげて施策を行った結果 「AI前提」で業務に取り組むようになった 「AIができること・できないこと」の感覚を持てるようになった 「まずAIでやってみよう」という言葉が自然に出るようになった といった声をもらうまで組織をアップデートできました。特に、非エンジニア(マーケティングやH…